令和の初解禁レポート その1
1)5月20日(月)
狩野川の太平ドライブイン下に入川。早朝は小ぶりだったが、日が昇ると水温も上昇して大型が当たり出した。“新光清水”には18センチ級がサオを絞った。隣の酒匂川の名人・谷口さんも大型ぞろいに笑顔。令和元年の初釣りは良いスタートで始まった。私の後に入った東京の加藤夫妻は夕刻までに二人で60尾という。
2)5月26日(日)
鬼怒川へ。例年は6月早々の解禁を、今年は1週間早めにした。地元鬼怒川の会と東京の会の合同の大会も17.5センチが最大で、数は出たが小ぶりでやや欲求不満で終わった。
3)6月1日(土)
再び狩野川へ。2.5メートルの深場がポイントの日向渕は釣り味が良いという。早朝の6時には上バリの“立青ラメ八ッ橋”に入れ食い状態。久しぶりに興奮する。18センチ級ぞろい。夕釣りは渕のカケ上りを攻めると、今度は下バリの“立青ラメ青ライオン”に当たるが半分はバラしてしまう。当日は30尾台。
4)6月8日(土)
夕釣りに相模川。水色は青く濁っているので“立青ラメ八ッ橋と青ライオン”を上バリにつけた作戦。16時頃より当たり出し15~17センチの良型ばかり。そうこうして下バリに“勝岡の光熊”をスイッチするや18センチ級が入れ食い。18時にはそれ以上の当たりがあって、オモリと毛バリが切られた。もう一本あった同じハリも再び切られた。20センチ級と思われるが、1.5メートルと浅いのでタメが十分できなかったのが悔やまれる。“赤玉ポートワイン”はネオンが出ると動き出す。夕やみの中穂先は見えないので、魚信だけでサオ操作。3時間で25尾。15センチ以下は当たらなかった。
翌9日(日)は日本鮎毛バリ釣り団体協議会の全国大会の主催者なので、サオは出せず。雨の中静岡や栃木からも総勢60名。青森県の理事や兵庫県西脇市の毛バリ巻きの伝統工芸士4名も参加。優勝や入賞者はやはりこの道30年のベテランたちが取った。大型は20.5センチが出た。
酒匂川は渇水で梅雨後か。今年は相模川が型もよいので楽しめよう。夕釣りが面白い。これから解禁の富山・神通川も前評判がよい。私は7月1日解禁の青森へ予定しております。
70才を過ぎたら軽いサオがベター
私の11メートルのサオは485グラムに対して、サンテック製の10メートルでは380グラムと軽い。1日振り廻してもつかれない。そして釣り味もよい。