興津川の初釣り日記

投稿者: | 2013年5月28日

東日本のアユ釣りの解禁トップはまずは興津川。5月20日早朝から中流地区のイナリ渕へ入川。ここは駐車場もあり人気の場所だ。他の渕よりも良型が当たるので、隠れた評判の渕である。

私が到着した頃は渕のポイントは5~6名のベテラン釣士がサオを出していた。そこで一番下手の1メートル足らずの浅場で初挑戦することに。上手の深場では3尾釣れるところが、私には1尾やっと。でも初釣りは大変新鮮で、健康に恵まれてサオを出せる人生の幸せが感じられる。

地元静岡香鱗会の皆様の推薦バリ、独歩の新サキ赤底をつけると17センチ級の良型が一気にサオを絞る。浅場なのでそれなりのテクニックが必要である。

そんなこんなで、私は13~17センチを15尾。上手の好ポイントに入川した元東京鮎研の会長殿村氏は30尾台にご満悦。一緒に静岡から新幹線で帰ってきた。

5月25日は第二東名高速下手の通称トックリの渕へ早朝5時入川。渕の上手にはアユのハネが多く見られたのでそこにサオを出すと入れ食い状態。ほとんど上バリの新光夕映に当たる。型は13~15センチ。

しかし日が昇ると渕の下手の大岩に魚が集まり、2メートルの深場で私の自信バリ黒髪にヒットする。17.5センチはあろう快心の釣り。午後2時までに60尾を数えた。

トックリの渕にて
坂下の渕にて

翌26日は早朝から同じトックリに入ったが、静岡香友会の大会があり、他のポイントを見ることに。水量が昨日よりも少なく、どこも渇水でサオを出せる気配を感じられない。

やっと下流地域の坂下渕に目を付けた。既に6名入川していたが、空いているところにサオを出す。すぐに当たりがあってイタリア中金に17センチ級がサオを絞る。

流れ込みの深場では大型が当たるがバレが多くてくやしい感があった。友人の静岡香鱗会の角谷会長や杉山明氏が応援にかけつけてくれたが、午前10時に当たりも止まってサオ納めした。

数はやっとツ抜けだったが17センチ級の良型揃い。同行の渡辺氏は18センチ級も混ざっていたという。興津川は昔から雨の興津川と言われているので、雨後に出漁したら間違いなく好漁が期待できよう。

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